2026年10月12日
営業は「ゴリゴリ度」で選ぶ。ノルマのない営業もあります

「営業はノルマがきつそう」と思って、候補から外していませんか。
営業にも、きつさの度合いがあります。面談では、これを「ゴリゴリ度」と呼んで説明しています。
いちばんきついものから、ノルマどころか目標もないものまで、幅はかなり広いです。
こんにちは!
今日は、未経験から始めやすい職種を1つずつくわしく見ていく話の、1つ目です。営業を取り上げます。
地元で働きながら、はじめてに近い転職を考えている20代の方に向けて書いています。
僕は転職の相談に乗る仕事をしていて、月に50名くらいの方とお話ししています。
営業と聞くと、ノルマを思い浮かべる
面談で求人をご紹介すると、「営業って、ノルマとかあるんですか」とよく聞かれます。
同じ名前でも、中身は会社によってかなり違います。そこで面談では、ゴリゴリ度を100から10までの数字にたとえてお話ししています。
ゴリゴリ度100:保険や不動産の飛び込み
いちばんゴリゴリなのは、保険や不動産の飛び込み営業です。会ったことのないお客さんのところに、自分から訪ねていきます。
大変な仕事です。そのかわり、成果を出せば出した分だけ給与に返ってきます。やればやった分だけ上がっていく、青天井の働き方です。
ゴリゴリ度50:固定給と目標がある
真ん中あたりにあるのが、会社を相手にする法人営業や、問い合わせをくれたお客さんに対応する反響営業です。
固定給があって、目標もあります。目標を達成すると、インセンティブで月に3万円くらい上乗せされる、という会社がよくあります。
ゴリゴリ度10:決まった取引先を回る
いちばん穏やかなのは、ルート営業です。
ノルマどころか目標もなく、お客さんの99%はすでに取引のある会社、という求人もあります。決まった取引先を回って、困りごとを聞いたり、注文を受けたりする仕事です。
自分に合う度合いは、面接で見極める
この3つのあいだに、70の会社もあれば、30の会社もあります。
求人票だけでは、度合いまでは分かりにくいです。面接をいくつか受けていくなかで、自分にはどれくらいが合いそうか見極めていくのがいいですよ、とお話ししています。
ここまで説明すると、「それなら営業もいいかもですね」と言ってくださる方が多いです。
給与を上げたい人に選ばれやすい
営業は、ほかの職種と比べて給与の水準が高めです。
なので、福祉やサービス業で働いていて「給料を上げたい」と考えた方が移ってきて活躍しているのはよくある話です。
とくに福祉で働いている方は、営業をはじめから候補に入れていないことが多いです。給与を上げたい気持ちがあるなら、一度は候補に入れて考えてみてください。
年功序列ではない
営業は数字で成果が見えます。これは裏を返すと、年功序列ではないということです。
面談では、こんなふうにお話ししています。
僕もそうですが、目標がないと人ってサボるじゃないですか。楽と幸せって違うと思うので、充実するくらいに働くのがいいと思うんです。
どれだけ若手が頑張っても、年次が高いあの人のほうが給料が高い、とかだとやる気がなくなっちゃうじゃないですか。
目標があることを張り合いとして受け取れる方に、合いやすい仕事です。
次の転職がぐっと楽になる
数字で成果が出るのは、次の転職のときにも効きます。
成果を出しておけば、資格を取らなくても、その成績を職務経歴書に書くだけで転職活動が成り立ちます。どの業界の営業にも持っていけるので、つぶしが効きやすい仕事です。
営業に向いていない人
ゴリゴリ度に関係なく、そもそも合いにくい方もいます。
- 初めましての人にたくさん会うと疲れてしまう人
- 駆け引きが苦手な人
- 笑顔を作るのが疲れてしまう人
1つ目は、職種を選ぶときの最初の物差しと同じです。くわしくは初めましての多さで職種を選ぶ記事に書きました。
当てはまる方は、事務やインフラエンジニア、製造のように、決まったメンバーと働く職種も見てみてください。6つの職種の中身は、職種のまとめ記事に書いています。
さいごに
営業と聞いてノルマを思い浮かべた方も、ゴリゴリ度10から100までの幅があると知ると、見え方が変わると思います。給与を上げたい方や、次の転職まで見すえたい方には、とくに向いている仕事です。
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松結 紡(まつゆい つむぐ)
転職の相談に乗る仕事をしています。月に50名ほど。じこぴをつくりました。
X: @MatsuyuiTsumugu / note: note.com/matsuyui_tsumugu