2026年10月10日

未経験の職種は「初めましての多さ」で選ぶ

入り江の港を高台から見下ろした景色。防波堤のそばに小舟が泊まり、奥に緑の山が海までせまっている

未経験から始める仕事で迷ったら、まず「初めましての人に会う機会は、多いほうがいいか、少ないほうがいいか」を考えてみてください。

これだけで、候補はだいたい半分に分かれます。

面談では、これをいちばん最初の物差しにしています。

こんにちは!

今日は、未経験から始めやすい職種のうち、どれを選ぶかの話です。

地元で働きながら、はじめてに近い転職を考えている20代の方に向けて書いています。

僕は転職の相談に乗る仕事をしていて、月に50名くらいの方とお話ししています。

6つの中から、どう選ぶか

未経験から始めやすい職種は、営業、販売・接客、施工管理、事務、インフラエンジニア、製造の6つくらいです。この6つの中身は、職種のまとめ記事に書きました。

6つまで絞れても、ここから1つを選ぶのがまた難しいところです。給与で比べても、イメージで比べても、それぞれによさがあって決めきれない方が多いんですよね。

面談でお伝えしている物差し

そこで、面談ではこんなふうにお伝えしています。

職種を選ぶときの決め手は、初めましての機会が多いか少ないかです。多いほうがよいなら営業や接客の仕事、少ないほうがいいなら事務や技術の仕事、という分け方です。

給与や仕事内容より先に、毎日どんな人とどれくらい会うのかを考えます。仕事の中身は入ってから覚えられますが、人と会う量は自分の性格のほうに関わるので、入ってから変えにくいからです。

初めましてが多い仕事

営業と販売・接客は、毎日のように新しい人と会います。

営業なら、まだ会ったことのない会社やお客さんに話を聞きに行きます。販売・接客なら、お店に来る人の多くが初めて会うお客さんです。

知らない人と話すのが苦にならない方や、人と話したあとに元気が出る方には、こちらが合いやすいです。

営業については、ゴリゴリ度で選ぶ記事にくわしく書きました。販売・接客については、お店をまるごと回す仕事の記事に書きました。

初めましてが少ない仕事

事務、インフラエンジニア、製造は、決まったメンバーと決まった場所で働くことが多い職種です。

毎朝同じ顔ぶれで始めて、同じ人たちと1日を回していきます。外の人と会う日もありますが、毎日ではありません。

初対面の人と話すとどっと疲れる方や、落ち着いた環境で目の前のことに集中したい方には、こちらが合いやすいです。

事務については、入りにくく、先も細い仕事の記事に書きました。インフラエンジニアについては、入る前から学び始める仕事の記事に書きました。製造については、地元で働けるとは限らない仕事の記事に書きました。

どちらでもいい人は、ほかのこだわりで選ぶ

施工管理は、どちらとも言いにくい職種です。現場ではいろいろな人と顔を合わせますが、同じ職人さんと何度も一緒になります。

なので、初めましての多さにはこだわらない方に向いています。給与や、手に職をつけたいといった、ほかのこだわりを優先して選べます。

ただ、「どちらでもいい」にも2つあります。初めましても、決まった人と過ごす毎日も、どちらも楽しめる方と、どちらにも強い好みがない方です。

どちらも楽しめる方は、この物差しでは迷わないので、ほかの条件で自由に選んで大丈夫です。どちらにも好みがない方は、この物差しでは決まらないので、別の物差しを使ってください。続けられる会社かどうかを見る物差しは、続けられる会社の選び方の記事に書きました。

自分がどちらか分からないときは

自分がどちらなのか、すぐには分からない方もいると思います。

そういうときは、これまでのアルバイトや仕事で、楽しかった日と疲れた日を思い出してみてください。新しい人にたくさん会った日だったのか、いつもの人たちと過ごした日だったのか。そこに答えが出ていることが多いです。

さいごに

6つの職種で迷ったら、初めましての機会が多いほうがいいか、少ないほうがいいかを先に決めてみてください。それだけで、比べる相手がぐっと減ります。

これまでの経験を書き出してみると、自分がどちら側なのかも見えてきます。その書き出しに使える「じこぴ」を作りました。3つの質問に答えると、自己PRの下書きができます。

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松結 紡(まつゆい つむぐ)

転職の相談に乗る仕事をしています。月に50名ほど。じこぴをつくりました。

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