2026年10月13日
販売・接客は、お店をまるごと回す仕事。やりながら向いていることを試せます

「販売・接客は、レジに立って商品を売る仕事」と思っていませんか。
実際は、お店の運営をまるごと任される仕事です。
面談では、この守備範囲の広さを、いちばんの魅力としてお伝えしています。
こんにちは!
今日は、未経験から始めやすい職種を1つずつくわしく見ていく話の、2つ目です。販売・接客を取り上げます。
地元で働きながら、はじめてに近い転職を考えている20代の方に向けて書いています。
僕は転職の相談に乗る仕事をしていて、月に50名くらいの方とお話ししています。
売るだけの仕事ではない
面談では、販売・接客を「店舗運営全般をやる仕事です」とご紹介しています。
お客さんの対応はもちろんありますが、お客さんが少ない平日の時間などには、こんなこともします。
- 売上や在庫の管理
- お店のレイアウトを変える
- お店の情報をSNSで発信する
少し慣れてくると、自分が面接官になって、応募してきた方と面接をすることもあります。
やりながら、向いていることを試せる
とくに若い方には、この広さをおすすめしています。
自分に何が向いているかは、やってみないと分からないことが多いです。販売・接客なら、1つのお店の中で、いろいろな仕事を実際に試せます。
そのうえで、「この部分をもっと極めたいかも」が出てきたら、そこから次の仕事に進めます。
- 商品を売るのが面白かったら、営業へ
- 面接して入社した方が活躍するのを見るのが面白かったら、人事へ
- SNSで発信するのが面白かったら、マーケティングへ
- 売上や在庫の管理が面白かったら、事務や経理へ
最初から1つに決めきれない方にとって、広く試してから選べるのは大きいです。
マナーと話す力がしっかりつく
もう1つお伝えしているのが、ビジネスマナーとコミュニケーションの力がめちゃくちゃつく、ということです。
毎日いろいろなお客さんと接するので、言葉づかいや、相手に合わせた話し方が自然と身につきます。どの職種に移っても使える力なので、すぐ先のキャリアにも、数年先のキャリアにもつながります。
シフト制と、拘束時間の長さ
いいところばかりではありません。
お店が開いている時間に合わせて働くので、休みはシフト制のことが多く、拘束時間も長くなりがちです。
なので、結婚や引っ越しなどでライフプランが変わったときに、別の職種に移る方もいます。
僕が担当した方でも、飲食店から人材派遣の営業に移った方や、介護の仕事から不動産の営業に移った方がいました。人と接する仕事で身につけた力は、営業でそのまま生きます。営業のくわしい話は、ゴリゴリ度で選ぶ記事に書きました。
向いている人、向いていない人
向いているのは、人と話すのが好きで、相手をもてなすのが好きな方です。初めましての人にたくさん会うのが苦にならない方にも合います。
向いていないのは、やりたいことがもうはっきり決まっていて、それが接客の仕事ではない方です。広く試す必要がないので、最初からそちらを目指したほうが近道です。
それから、初めましての機会が少ないほうが落ち着いて働ける方も、合いにくいです。この物差しは、初めましての多さで職種を選ぶ記事に書きました。
さいごに
販売・接客は、お店をまるごと回しながら、自分に向いていることを試せる仕事です。シフトや拘束時間の大変さはありますが、ここで身につく力は、次にどの仕事を選んでも生きます。
お店で経験したことは、どれも自己PRの材料になります。その書き出しに使える「じこぴ」を作りました。3つの質問に答えると、自己PRの下書きができます。
無料・登録不要・30秒ほどでできます
松結 紡(まつゆい つむぐ)
転職の相談に乗る仕事をしています。月に50名ほど。じこぴをつくりました。
X: @MatsuyuiTsumugu / note: note.com/matsuyui_tsumugu