2026年10月7日
辞めない会社は、3つのうち2つで選ぶ

仕事が長く続くかどうかは、人間関係、仕事内容、残業の3つでだいたい決まります。
3つ全部そろっている必要はなくて、2つ満たせていれば長く続きます。
1つかゼロだと、短い期間で辞めてしまうことが多いです。
こんにちは!
今日は、辞めずに続けられる会社をどう選ぶか、という話です。
地元で働きながら、はじめてに近い転職を考えている20代の方に向けて書いています。
僕は転職の相談に乗る仕事をしていて、月に50名くらいの方とお話ししています。
全部そろった会社を探して、決められなくなる
前の職場を短い期間で辞めた方ほど、次こそ失敗したくないと考えるものです。それで、人間関係もよくて、仕事もやりたいことで、残業も少なくて、給料もそこそこで、という会社を探し始めるんですよね。
気持ちはよく分かります。ただ、そういう会社は求人票の上ではたくさん見つかるのに、全部を確かめようとすると、いつまでたっても決められません。
求人票には、だいたいどの会社も「アットホームな職場です」と書いてあります。あれを全部信じていたら、日本中がアットホームです。
面談では、3つのうち2つとお伝えしています
面談では、こんなふうにお伝えしています。
人は入社後、人間関係、仕事内容、長すぎない残業時間。この3つのうち2つが満ちていれば長く続きます。ただ1つまたはゼロだと、やっぱり短い期間での離職になってしまいます。なので、この3つのうちどれが満たされそうかを、しっかりチェックするのが大事です。
人間関係がよくて仕事内容も合っていれば、残業が多めの時期があっても乗り越えられます。仕事内容が思っていたのと違っても、人間関係がよくて定時で帰れるなら、続けながら次を考えられるんです。
逆に、どれか1つしか満たせていないと、残りの2つの不満が毎日積み重なっていきます。
全部をそろえなくていい、と分かると、確かめる量がぐっと減ります。
3つは、それぞれ確かめる場所が違う
3つのうち2つを確かめるといっても、求人票だけでは分かりません。確かめる場所は、それぞれ違います。
人間関係は、面接で会う人がいちばんの手がかりです。面接官は、入社したら一緒に働く人であることが多いので、話していて感じのいい人かどうかは、そのまま判断の材料になります。
仕事内容は、面接の最後の逆質問で聞くのがおすすめです。1日の流れや、最初に任される仕事を聞いておくと、入ったあとの毎日が思い描けます。逆質問の話は、最終面接の記事にも書きました。
残業は、選考の途中では聞きにくいかもしれません。聞き方とタイミングは、残業の記事に書きました。
転職エージェントを使っているなら、3つとも担当者に聞くのがいちばん早いです。前に入社した人がどうだったかを知っていることもあります。
どの2つを取るかは、先に決めておく
3つのうち、どの2つを大事にしたいかは人によって違います。
人と話すのが好きな方は、人間関係を外せないかもしれません。家族との時間を大事にしたい方は、残業を外せないはずです。
これを応募の前に決めておくと、求人を見るときに迷いにくくなります。条件の順番の話は、何から始めるかの記事に書きました。
内定のあとなら、オファー面談で聞ける
内定が出たあと、それでも最後の1社に決めきれないときは、オファー面談を使う手もあります。
オファー面談は、内定のあとに条件や働き方を確かめるための面談です。会社に直接お願いすることもできますし、エージェント経由で打診してもらうこともできます。こちらからお願いしていいものなんですよ。
内定が出たあとなので、選考の途中では聞きにくかったことも聞きやすくなります。残業時間も、人間関係も、仕事内容も、面接のときよりくわしく知ることができるはずです。
3つのうち2つが満たせそうかを、最後にここで確かめてから決めても遅くありません。
期限が決まっていて、ゆっくり比べる時間がない場合の話は、〆切の記事に書きました。
さいごに
全部そろった会社は、探しても見つからないか、見つかっても確かめきれません。
人間関係、仕事内容、残業のうち2つが満たせそうなら、それは続けられる会社です。どの2つを取るかを先に決めて、応募する前に確かめてみてください。
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松結 紡(まつゆい つむぐ)
転職の相談に乗る仕事をしています。月に50名ほど。じこぴをつくりました。
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